コンセプト

本当の日本の
ライフスタイルの提供
200年の歴史がある有形文化財「飯塚家住宅」を
リノベーションした高品質な宿泊所と、
町内の飲食店やお店など町が一体となったホテルです。
町で暮らす人々がホテルのスタッフのように
国内外からのお客さまとの交流を楽しむ、
本当の日本の田舎のライフスタイルに溶け込む
新しい滞在型の旅をご提供いたします。

町全体が
アミューズメント施設
ホテルの機能は
町の中にあります。
宿泊施設以外のホテルの機能は町の中に点在。
食事をする飲食は既存の町の中で提供したり、
物販や体験施設も町の中の人が提供。
町の住民が皆さまを歓迎いたします。
人と人が心を通わせていた本当の日本の姿が
ここにあります。

農家での夕食体験 Cycling Experience お食事 ジビエ体験 周辺施設

飯塚邸の歴史

江戸時代に大庄屋を務めた飯塚家により建てられました。
広大な敷地の中には本宅と新宅、二つの土蔵があります。屋根の照りや軒反りはなく棟積みも低いなど全体に簡素な外観ですが、吟味された良材を用いており厳かでな雰囲気を感じられます。
明治後期に隠居所としてつくられた本宅離れは、凝った建具や欄間を用いた丁寧な造りになっており、同じく明治40年頃に建てられた本宅西側に隣接する新宅の主屋は、整理された平面構成等から近代的な感覚が感じとることができます。
飯塚邸の中で最も古い表門は江戸時代末期に建てられたもので、広い門口や一石の高い門柱は当家の格式を表しています。長い時間世代を超えて丁寧に保存されてきた為、建物のほとんどが当時の姿のまま残っており現代の建築ではなかなか見ることのできない細かな技術や間取りも見どころの一つです。
そういった古き良きものを可能な限り残し、同時に居心地の良さにこだわった宿として生まれ変わりました。
旅で疲れた体を癒すシモンズのベッドや、家族でくつろげる大きくてゆったりとしたソファー、使い勝手が良いキッチンや大谷石のお風呂など。古さと新しさが同居する飯塚邸に当時の生活の息吹を感じに訪れてみてはいかがでしょうか。

江戸/1830-1867
木造、瓦葺、間口2.9m 1棟/栃木県那須郡那珂川町馬頭360
登録年月日:20030919/登録有形文化財(建造物)

まちづくり

飯塚邸のある那珂川町は栃木県の北東部に位置する人口約1万8千人の町です。
八溝山系の山々と町の中央を流れる清流那珂川がもたらす自然の恵みを受け発展を続けてきました。
那珂川は全国でも有数の清流で町名の由来となっています。
美しい清流と里山が織りなす豊かな自然により、温泉やゴルフ場、酒蔵や八溝ししまると呼ばれるジビエ料理など観光資源が多く、この町に暮らす人々により古くから受け継がれてきた文化や想いが魅力ある町をつくりあげています。